世界に貢献する神奈川

掲載日:2013年7月1日

会員のひろば

神奈川での素敵な出会い・思い出、とっておきのおススメ情報を会員の皆さんがお伝えする「ひろば」です。

2011年度に神奈川県で技術研修を受けた5人の研修員の皆さんからのメッセージです。

メアス ソヒアップさん(カンボジア出身)
Ms. Meas Sopheap
カンボジアでの勤務先:プレア・ノロドム・シハヌーク・アンコール博物館

初めて日本に来たばかりの頃、私は本当に不安でした。ここでちゃんと暮らせるのか、日本食を食べられるのか、どうやって日本人と心を通わせるのか、電車はどうやって乗るのか、もし地震が来たら私は死んでしまうのではないか?

日本での最初の夜、11時50分頃、私の部屋は強く揺れました。とても怖くて、これはきっと幽霊の仕業だと思いました。しかし後になって、私の部屋が揺れたのは地震のせいだったとがわかりました。私は本当に不安だったのです。

しかし、神奈川での7ヶ月の間、私は何の問題にも直面することはありませんでした。

周りの人々に助けていただいたからです。宿舎や研修先の担当者は、いつも私を気遣い、「何か問題はありませんか?」「何か他にお手伝いすることはありませんか?」「健康状態はいかがですか?」と声をかけてくれました。怖がったり、心配する必要はなかったのです。

上智大学、かながわ考古学財団、埋蔵文化財センター、そして県立歴史博物館といったさまざまな研修先で、私は、たくさんの人々に出会いました。彼らはとても親切に指導してくださり、私の研修は上手く進みました。彼等と一緒に仕事ができて、とても幸せでした。スタッフの方々の考えや、彼等の微笑を忘れることはないでしょう。

神奈川県に心からの感謝を述べたいと思います。神奈川県は、私に交流の場とキャリア、私の職場(プレア・ノロドム・シハヌーク・アンコール博物館)で応用できる新しい知識を与えてくれました。

神奈川県はさまざまな活動を通じ、海外の文化財産に対して継続的な支援・保護・発展を支える強力で重要なパートナーとなっています。

ニリンクワヤ アシエールさん(ルワンダ出身)
Mr. Nyirinkwaya Assier
ルワンダでの勤務先:ムリンディ/ジャパン・ワンラブ・プロジェクト

神奈川に来て、たくさんの人に出会いました。日本人の印象は、常に人の目を意識しているということでした。それは悪い意味ではなく、常に人のことを気にかけるという意味です。そして様々なことを前向きに進めるために動いているということです。

そして日本人はとても誠実な人たちだと思いました。例えば、多くお金を渡してしまっても、多い分を返してくれること、忘れ物をしても誰かが持っていってしまうのではなく、自分にきちんとその荷物を返してくれるということなどです。

またお互い尊敬の念を持つということや、仕事が好きだということにも気が付きました。

私は、神奈川県にある平井義肢製作所で、義肢装具製作の技術を学びました。ここで学んだことは、私の大切な宝として、忘れることはないでしょう。

アフリカは残念なことに絶えず紛争が起こっています。そのために人々は命を落とし、また、たくさんの人が障害を負っています。しかし障害者を支援することに対しては、まだ十分ではありません。

自分のように義足を作る技術を持っている人も不足しています。そして、それらの技術を学ぶ機会は、とても少ないのです。これからも、このような外国からの研修員を育てるような制度が続いていくことを望みます。

私が学んだことは、決して無駄にならないでしょう。ここで学んだことを最大限に生かすことが私の使命です。

私たちの国のことわざに「魚を与えるのではなく、魚の獲り方を教える」というものがあります。魚を与えられるだけでは、食べてしまえばお終りです。でも魚の獲り方を教えてくれれば、また次も魚を獲ることができます。今、自分たちが必要としているのは、ものを与えられるという支援ではなく、自分たちがそれを続けていけるような技術を学ぶことです。

本当に素晴らしい時間を過ごすことができました。自分と同じようなチャンスを、一人でも多くの人が得られるように、これからも地域からの国際貢献を進めていってください。

サンタクルス フローレス フェルナンド レネさん
(エクアドル出身)
Mr. Santacruz Flores Fernando Rene
エクアドルでの勤務先:エクアドル・ケータリングサービス

日本に来ることは、私の夢でした。私は、大学生の頃から日本に来たかったです。実際、私は、日本に来る前から日本語を学んでいました。しかし、勉強していたにもかかわらず、意思疎通には、問題がありました。しかし、神奈川での滞在中、いくつかの漢字を知り、生活が容易になりました。

この研修で、世界のいろいろなから来た仲間、カンボジアのメアス・ソピアップさん、インドのマドハヴァン・マドゥミータさん、中国の孫海波さん、ルワンダのニリンクワヤ・アシエールさんに会いました。私たちは、研修の仲間として、友人として、神奈川県国際研修センターで、たくさんの時間を共有したのです。そして、神奈川県国際研修センターの職員のみなさんは、日本での滞在中、私を助けてくれました。センターのみなさんにお礼を申し上げます。

また、ホームステイに行ったとき、日本の生活と文化について、学ぶ機会がありました。ホームステイ先のお母さんの掃除と料理を手伝うのを楽しみました。

横浜では、三渓園という日本の伝統的な庭園に行きました。伝統と言えば、センターで、友人やその他の人たちと日本の伝統的なお祭りを共にする機会がありました。新年には友人と神社にお参りに行きました。

私は日本の研修でたくさんの知識を得たことや、多くの思い出、経験ができたことにお礼を申し上げます。

孫 海波さん
(中国出身)
Ms. Sun Haibo
中国での勤務先:遼寧省疾病予防コントロールセンター

私の神奈川県での研修期間は、あっという間に過ぎていきました。

日本、神奈川県で暮らしていて、とても感動したことがたくさんありました。そのうちのいくつかを紹介します。

第一に、日本は、想像以上にとても清潔で美しい。どこにもごみはない。いつも花があった。

第二に、日本の交通機関は、とても便利で、時間に正確。本当に驚きました。私の住まいから研修先まで約2時間必要です。しかし、正確な時間のおかげでバスの乗り換えもスムーズにいき通勤には疲れを感じませんでした。通勤時、景色を眺めることも楽しかったです。

第三に、日本人は、とても謙虚で礼儀正しいです。レストランや食料品店、他場所でも、私は心からの思いやりあるサービスを感じることができました。

第四に、日本人は、環境への意識が強いことです。人々は、ごみをどこにも捨てず、日常生活でもごみを分別します。日本食は、とても新鮮で安全です。食品の賞味期限が短く、食品添加物がとても少ないです。

また、神奈川での滞在中、私は、ホームステイをしたり、RKK(NPO法人 留学生と語り合う会)、RCA(緑園都市コミュニティ協会 国際交流委員会)、EIS(えびな国際交流の会)の行事などに参加し、有意義で楽しい時間を過ごしました。たくさんの人たちと触れ合うことで、日本の文化と伝統を理解し、日本語も上達することができました。

私は、日本人の好意や熱意、楽天主義に非常に感動しました。

私の研修先である神奈川県立衛生研究所で高度な検査技術を学んだだけでなく、神奈川で、たくさんの友達をつくりました。神奈川県での全ての経験は、私の人生の宝物になるでしょう。そして、いつまでもこの思い出を忘れないでしょう。

最後に、皆さんぜひ中国においで下さい、そして、いつも連絡を取り合いましょう。最後にもう一度、日本に滞在中の親切と支援に厚くお礼を申し上げます。

マドハバン・マドゥミータさん(インド出身)
Ms. Madhavan Madhumitha
インドでの勤務先:ABK-AOTS同窓会

1人で外国生活をすることは、初めての経験でした。はじめの頃は、解放された気分で、自由を楽しんでいました。

だけど、時間が経つにつれ、私は孤独になり始めました。私は菜食主義者です。インドにいるときは、毎日の食事は母に頼っていました。1人で生活すれば、母の手料理は食べられません。日本とインドの菜食主義の概念はかなり違っています。友人と外食するときは特に問題になりました。

しかし、菜食主義者であり続けることは不可能ではありませんでした。私の菜食主義のことをいつも気にかけてくれた友人や神奈川県国際研修センターの職員の気遣いがあったからです。

神奈川県滞在中に、とても親切で思いやりのある人々に会いました。神奈川県は、非常に国際色豊かな地域で、他の国から来た人々と友達になり、彼らの文化や彼らの日本での生活の体験を学ぶこともできました。神奈川県での生活は、間違いなく私に影響を及ぼしました。異なった文化に対する偏見がなくなり、時間をより意識するようになり、健康をより意識するようになりました。

私を研修員として選んでいただき、この素晴らしい研修の機会を与えて下さった神奈川県、そして、常日頃のお世話をしてくださった神奈川県国際研修センターの職員のみなさん、私に日本語を教えて下さった日本語の先生、日本の家で暮らす経験をくださったホストファミリー、私を日本のいろいろな場所に連れて行って下さった国際交流プログラム団体のみなさん、楽しい生活にしてくれた全ての友人、研修員の仲間に感謝いたします。

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